〜会長物語〜

<すごい家との出会い>
あれは33年前のことでした。
会社を興して約10年。私がまだ33才の頃。
津軽の冬といえばとにかく寒い。
そんな地域の人の為に、少しでも快適に暮らせるように暖かい家につくりたい!
いつもそんな思いが心にありました。

当時の断熱材といえばグラスウールが主流。
とにかくグラスウールを入れる!
そうすれば暖かくなる!
暖かいって喜んでほしい!
そんな想いで私はがむしゃらに家づくりに取り組んでいました。

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住宅断熱施工技術者登録証
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職業訓練指導員免許証
~なんでなんだ?~

でも、いくらやってみても思うような満足のいく成果が得られませんでした。
どうしたら暖かい家を……。

グラスウールで完璧施工を絶対やってやる!
ついに出来ました。我ながら満足のいく暖かいお家が。
お客さんにも喜んでもらえました。

でも、大工の手間賃が「倍」かかってしまったのです。完全な赤字です。

途方に暮れました。一生懸命に取り組んだ結果でした。

いったいどうすれば……。
~北海道にすごい断熱材があるらしい~
「ストーブ一台で、家中暖かいらしいですよ!」建材屋からの情報でした。

「まさか!北海道でストーブ一台なんて!?」

建材屋主催で興味がある工務店を集め研修ツアーを企画するということ。
半信半疑でしたが私は藁をもつかむ思いで北海道に渡りました。
札幌の工務店の展示場。そこで目にしたのはリビングに一台のFFストーブだけ。
真冬の北海道。「ストーブ一台で暖かい家が本当にあったのです。」
~正に衝撃~
見たこともない断熱材がそこにありました。

「FPパネル」です。

二重サッシが主流だった当時、ペアガラスの樹脂サッシを使っている。
しかも「灯油代が今までの家のなんと3分の1」という話……。
詳しく話を聞けば聞くほど完全に心を奪われました。

これなら、暖かい家をつくれる!
私はワクワクが止まりませんでした。
~ところが……~
大きな問題が発生しました。
「この断熱材は北海道でしか売りません」

え!?

売ってなかったのです。
当時FPの家は北海道限定で、しかもこの断熱材を研究し製品化するにあたり、ものすごい苦労したということ。
「だれにでもは売りたくないし、まして北海道以外で需要があるとは考えられない」とのことでした。
しかも、当時新築住宅は坪当たり20万~25万円が相場の時代に坪30万~35万円。
坪当たり10万円も高かったのです。

……でも諦められませんでした。
これで暖かくて、しかも省エネな家を提供できる!
一緒に行った他の工務店と建材屋で先方に交渉を重ね、ある条件のもとであれば販売するということに至りました。

それは……。
~勉強してください~(FPの社長から)
これが条件でした。
「ただ物だけ売るという無責任な真似はしたくない。
この断熱材を使うのであれば施工方法や技術をきちんと勉強してしっかりとした家を建ててほしい。
この断熱材は私の子供の様なものだから」

そこにも熱い想いがあったのです。
~本州初のFPグループ発足~
FPグループ青森が発足。遂にFPパネルが津軽海峡を渡りました。
本州初のFPの家誕生です。

それから30年。今でも当時建てたお家は快適に住んで頂いております。
今では全国で5万棟以上、弊社でも250棟になりました。

時代は変わり新しいものが次々と出てまいりますが、今でもこれ以上のものは未だに無いと私は思っております。
これからも、お客様に喜んでもらえる「暖かい家」を造り続けてまいります。
株式会社小嶋建設 会長 小嶋清治
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